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時事

安倍にも読んで聞かせたい 頭がおかしい大人の条件

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前回、安倍首相の無能さを記事にしたところ多くの人に読んでいただけたようだ。

安倍首相があそこまでバカだということを初めて知りましたというコメントをたくさんいただいた。

 

 

もちろん知っている方もたくさんいたであろうが、やはり新型コロナで全国的に広がりつつある中で、我がごとと捉える人が増えたのだろう。

 

 

そこでそういった高まりを活用して、本日は前回の延長で安倍首相の頭がおかしいということを「普通の社会人だとどう見えるか」という視点で記してみた。

 

 

いまだに安倍首相は頭がおかしいことに気づいていない人がいれば酢昆布のように噛み締めて読んでもらいたい。

自分の社会的立場を根拠に正当性を主張しない

いきなり、強烈なのを提示したい。

 

タイトルを見てなんのことやらと思ったかもしれないが、「自分が偉いポジションの人間だから俺のいうことは正しい」と言い出す人間は社会人としてダメだということをここでは書こうと思っている。

 

 

このとんでも論法を駆使している人間が安倍首相である。

 

安倍首相は岡田議員との質疑の中で『我々が提出する法律についての説明は全く正しい、と思いますよ。私は総理大臣なんですから』と述べた。

 

岡田議員が何を言っているかはもはやここでは問題にならない。

安倍首相はとにかく私は総理だから言ってる説明が正しいと述べてるのだ。

 

民間企業で「俺は部長だからいってることは正しい」と社内で言う上司やクライアントに「俺は〇〇会社の社員なんだからこれを買え」と述べる人間をあなたならどう思うだろうか?

 

「あっ。こいつダメな人や」となるだろう。

 

 

話は簡潔にまとめる・質問には簡潔に答える

「聞かれたことに簡潔に答える」「イエスノーで聞かれたらそれで答える」など

 

多くのビジネス書を読むとこう書かれている。

 

ビジネスマンたるもの最低限これができなければ無能の烙印を押されるのは時間の問題らしい。

 

さて、この聞かれた質問に答えることや相手の質問に端的に答えるということを日本一できない男がいる。

 

 

それが安倍首相だ。「論より証拠」ということで事例をあげたい。

 

 

これは文字に起こすのも見苦しいが「桜を見る会」という彼の政治スキャンダルに関して、山添議員からの質問への回答がすごいのだ。

 

入りについて少し補足すると「桜を見る会」の参加者名簿について野党が開示するよう求めたところ「個人情報だから公開しない」と述べる主張を政府与党側はしてきた。

 

しかし、山添議員は首相側に対していくつか傍証を重ねることで論理的に考えて名簿は一般に開示すべきものだと述べたのだ。

 

山添議員:「つまり、(桜を見る会の名簿が開示請求の対象になるという)趣旨は(安倍事務所に)伝わっているんですよ。総理、いかがですか?」

『桜を見る会内部資料が流出。山添拓議員vs安倍総理の質疑を信号無視話法分析』 ハーバードビジネスオンライン 2020年2月4日

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200204-00212306-hbolz-soci&p=2

 

さてこの質問への回答が我々の想像の斜め上を行くのだ。

 

安倍総理:「ですが、趣旨に、趣旨については伝わったという話を致しましたが、(青信号)

こっ、こっ、このですね、この、いわば、参議院の、が、書いている、ですね、このー、『行政機関の保有する情報の公開に関する法律に基づいて名簿全体を公開されることもあります』ということでは来ていないということは申し上げたわけであります。
で、そもそもですね、えー、この、この、おー、最初の、何か、えー、連絡、うー、事務連絡で書いてあることもですね、えー、開示請求の対象とされることもありますとこう書いてあるわけであります。対象とされることもありますということとですね、えー、開示、えー、あー、名簿自体を公開されるってこととは、これ、えー、請求の対象と、対象ですから、対象とされたということでありますから、そこは、まあ、違うということだと思います。(赤信号)

いずれにいたしましてもですね、いずれにいたしましても、いわば、あー、そういう方をですね、選んでくださいということについては、それは当然来ているということは先ほども申し上げた、その趣旨については申し上げている通りであります。(赤信号)」

同上

この答弁を見ただけで以下のような感想を持つだろう。

 

「はあ?何言ってんだお前」

「こいつ頭がおかしいのか?」

「早く結論を言えよ」

 

普通の会社であればこう思われることは避けられない。

 

 

しかし驚くなかれ。これが日本で「戦後最長政権」を担っている人間の姿なのだ。

 

 

なおこれは「切り取り」で酷い部分をとり出しているのではない。

むしろごくごく一部でありここに全てをかけないことが申し訳ないほどである。

 

 

安倍首相は「いわば」「いずれにいたしましても」「そもそも」という言葉を多発し、全く質問に答えないということを我々が毎日朝おきて顔を洗うくらいの頻度で行なっている。

 

下記は是非とも見て見てもらいたい。

 

 

優先順位をつけて仕事をする

さて、3つ目の項目だがダメ人間の烙印を押されないために社会人として教えられることとして「優先順位をつけて仕事をする」というものがある。

 

要するに、付加価値の高い業務により時間をかけるようにすることで生産性を上げたり、誰かに頼めることは頼んで優先順位の高いことに集中しようということなのだ。

 

 

さて、この「優先順位をつける」という作業が日本一できない人間がいる。

 

それが安倍首相である

 

ここで断りを入れるとそれほど高度な優先順位づけを求めているのではない。

 

彼は初等教育段階の学生でもできるくらいのことができないのだ。

 

 

これはyoutubeに上げた動画でも指摘したのだが、頭がおかしいか鬼畜外道としか思えない優先順位で国会の運営を行なっている

 

 

最近の例で言えば、コロナ対策の会合を1月30日以降10数回やっているのだがいずれも毎日10分少々しか開かれていない。

 

かたや空き時間で何をしているかというと、マスコミや所属の後輩議員との会食に2〜3時間を費やしているのだ。(下記は共同通信資料による)

 

 

 

もちろん会議は時間が全てではない。

意味のない会議を開いて仕事をした気になるというのはビジネスマンでもご法度だ。

 

 

しかしながら、国の緊急事態に関わる議題について10数分で議論がまとまるだろうか?あり得ない。

 

 

なおこれもまた一部の支持層が言い出しそうな「切り取り」ではない。

 

西日本の豪雨災害があった翌日に野党が災害に対する対応を議論しようと持ちかけたら与党は何をしたか。

 

 

それを押しのけて「IR法案」(カジノ)の議論をしたのだ。

 

 

カジノだか統合型リゾートだかにどれほどの重要性があるかはわからない。

しかし、それがなければ人命に関わる緊急性があるのだろうか?

 

全くないはずだ。

おそらく困るのは利権のある連中くらいであろう。

 

 

安倍首相は人の命よりも利権のある連中を優先して仕事をするのだ。

 

「社会人失格」以前に太宰治の作品タイトルを借りれば「人間失格」である。

 

経費の名目で共有資産を私的利用しない

社会人のマナーとして次に紹介するのは経費精算でせこいことをするなというものになる。

 

わかりやすくいうと、会社のお金で自分の日常生活のものを経費として落としたり、友達との飲み会の領収書を接待費として計上しないというものだ。

 

これについては常人のモラリティさえあれば法律違反云々の前にそんなせこいことをしようとは思わないだろう。

しかしそう考える人間が現実に存在する。

 

 

安倍首相だ。

 

いくつかあるが文字数の関係で一つとなることを容赦いただきたい。

取り上げるのは「#安倍晋三ガリガリ君祭り」でおなじみの案件である。

 

これは法的には問題ないとなっているのだが(普通の会社だったら懲戒案件)、安倍晋三という政治家がガリガリ君という小学生でも自腹で買っているものを政務活動費(経費)で落としていた一件である。

 

 

ガリガリ君を経費で落とすというセコさもビジネスマンとしてどうなのかという議論もあるが、これを「政治活動」の経費として計上できるとする感覚は理解し難くないだろうか。我々の税金でガリガリ君を買ってるといってもいい。

 

 

こういったデタラメは日刊ゲンダイによれば『政治団体の諸経費のうち、1件1万円以下の支出は収支報告書への記載義務がない。』ことが背景にあるらしい。(だから一万円以下ならやりたい放題)

 

他にもゲンダイが情報開示を求めたところ色々怪しい経費計上が出てきた。

ガリガリ君の領収書以外にも「動かぬ証拠」は山ほどあって、なかには安倍首相個人の私用と思える支出も出てくる。12年12月の総選挙で応援行脚の真っただ中には、トローチ(写真2)や風邪薬、ビタミン剤、マスク、カイロを次々と買い求め、すべて「事務所費」で落としていた。

『ガリガリ君に逆ギレ 安倍首相“セコイ支出”に動かぬ証拠』日刊ゲンダイ2016年6月28日

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/184506

「逮捕されなければ何をやってもいい」という発想なのだろう。

しかし、これは孔子が論語において「最も君子から遠い」と述べたものそのものである。

 

嘘をつかない

ここまでで既に疲れてしまったが、最後少しだけ付き合ってもらいたい。

 

最後の項目は「嘘はついてはいけない」である。

 

これは社会人としてというよりも幼稚園ですでに習うことだ。

 

しかし、息を吐くように嘘を吐くのが安倍総理である。

 

これは挙げ始めるとキリがないのと動画を全て貼るとサーバーに負荷がかかりすぎるのでざっと私の方でリストアップだけしてみた。

  • TPP断固反対と言ったことは一回も、ただの一回もございません
  • 拉致問題を解決できるのは安倍政権だけだと私が言ったことは、ございません
  • 安倍昭恵が名誉校長を務める学校は数多ある(実際は森友学園と加計学園のみ)
  • 竹中先生は愛国者
  • 共謀罪がないとオリンピックができない
  • もはやデフレではない
  • 移民政策を取るつもりはない
  • 『お父さんは憲法違反なの?』と言われて、自衛官の息子が涙を見せたという話を聞いた
  • 国家戦略特区諮問会議で加計学園が学部設置の事業者に決まった2017年1月20日だ
  • 辺野古移設にあたりサンゴは別の場所に移している
  • (安保法案で)自衛隊のリスクは下がる
  • 私や妻が関係していたということになれば、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめる
  • (公文書改ざんを主導した佐川氏の昇進人事を)適材適所

 

見てみて思うことが一つある。

安倍内閣の強みは、嘘の追求をしようとしたら次の嘘が出てきてそちらの対応に追われている間に一つの嘘がうやむやになるという方式を開発したことだ。

 

一言で言えば犯罪者の発想なのだが、現状はこれがまかり通ってしまっている。

これを放置してきたのは他でもなく国民である。

 

もうスコアは0ー15で試合は決まっているといっていいだろう。

しかし敗戦処理から逃げることは許されないのである。

 

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