初めまして
本ページをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
ブログ運営をしています。
初めて本サイトを見ていただいた方は是非柿を一読いただければと思います。
■悲痛社運営趣旨
当ブログにおいては主に主催者による雑記ブログの投稿と運営人主催の読書会のご紹介を行います。
雑記ブログについては古代の思想家の見識を利用させていただきながら現代の各種問題を新たな切り口から読み解いていくことを念頭に入れております。主催者が特に影響を受けている思想家は下記のような人物となります。
- ソクラテス
- プラトン
- 鴨長明
- 兼好法師
- エドマンド・バーク
- フリードリヒ・リスト
- カール・マルクス
- シャルル・ド・モンテスキュー
- アレクシ・ド・トックビル
- フリードリヒ・ニーチェ
- ハンナ・アーレント
- カール・ヤスパース
- シモーヌ・ヴェイユ
- ジョン・メイナード・ケインズ
- マイケル・オークショット
- 小林秀雄
- 荻生徂徠
- 福沢諭吉
- 福田恆存
読者の皆様には今は「読みづらい」「難しい」嫌煙されがちな賢者たちの過去に残した言葉を参照してもらうことを通して、その古典が現代において馴染みのあるものとなれば非常に喜ばしい限りです。
■運営人自己紹介
私の自己紹介を少しだけいたします。
26歳の本が大好きな人間で本についてブログを書くことと読書会を運営するのがライフワークの人間です。
特に東大を出ているわけでも会社を経営しているわけでもマッキンゼーを出ているわけでもありません。
ただ、偉そうに色々と書いている人間です。多くの人にとってはただの雑魚です。
さて、プロフィールはともかくとして、私は読書会の運営に人生をかけているということを書きました。
その理由について少しだけ書きます。
実は人生で23歳になるまで本を読んだことがほとんどありませんでした。本を読むのが嫌いで1ページ読んだら眠りにつける人間でした。
ただ、大学時代の4年も終わりに近づいた時に変化がありました。
暇つぶしに本を読み始めたらなぜかのめりこんだのです。
遊ぶ友達もいなかったことが功を奏したのでしょう。
そこからはいわゆる乱読を重ねました。
具体的には2年で600冊ほど「ビジネス書」や「自己啓発書」と呼ばれる本から教養書や新書と呼ばれる類のものを食わず嫌いせず読みました。とにかく数をこなしてたってヤツです。
ただ、2年ほど経った頃ある本を読んでから私の中で読書のあり方が変わりました。
その運命的な本とはハンナ・アーレント『人間の条件』です。
この本は2つのことを教えてくれました。
- 古典的名著の素晴らしさ
- 一人で読むのではなくそれを他者と読んでいくことの重要性
ただ、この本は最初読んだ時、本文はおろか解説を読んでも言っていることがよくわからないものでした。
その時は本棚に全部読む事もなく投げ入れて終わりました。
しかし、半年ほどしてからでしょうか。
別の本でアーレントがしきりに紹介されており、改めて読んでみようとなったのです。
再び読んだ時、目から鱗と言える本となっていました。
彼女は近代社会が抱える問題を極めて的確に指摘し、その行き着く先が極めて危険なものであることを繰り返し述べていました。
ここでは彼女の思想を詳細に書くことはできませんが、彼女がこの「危機」に対しての処方箋としてあるものをあげていたのです。
それは、「コミュニティ」です。
もちろん会社や家庭もコミュニティですが、アーレントのいう「コミュニティ」とは「一切の気遣いから解放され多くの人と他愛のない会話のできるというもの」でした。
これを読んだ時にとても共感できる自分がいて自分でも何かできないか考えました。
そんな時に出会ったのが「読書会」なのです。
■読書会詳細
読書会というのはすでに世の中にたくさんありまして、別に目新しいものではありません。
それゆえに今更始めるものでもないのですが、先ほど挙げた「古典的名著に特化して行う読書会」というのは私がいくら探しても見つかりませんでした。
それならば自分でやろうという話です。
古典的名著で読書会というと大学院の学生が集まってやる堅苦しいもの?というイメージを持たれる方もいるかもしれません。
それについてはご安心ください。私もただの素人です。
何も敷居の高いものではありません。
逆に思うのが、私も含め素人がそういった古典的名著を読むということは大学で研究をしているような人とは異なった新しい読み方ができる可能性があるのです。
そういった意味で、私のブログや古典的名著に興味を持っていただけたのであれば参加をお待ちしています。
過去に参加された方は様々な職業の方です。
- 自宅警備員
- 学生
- 大学教授
- 会社経営者
- 看護師
- 会社員
- ライター
などなど
社会的ステータスが負い目になったりしないような運営を意図しております。
ぜひお気軽にご参加いただければと思います。
https://www.read4action.com/facilitator/detail/?id=344