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時事

新型コロナにおける最悪の出口戦略を取る日本

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GWが明けましたが、新型コロナのため発令された緊急事態宣言の最中多くの人が家で過ごしたのではないでしょうか。

 

 

しかし、GWが明けたからと言って終息はしておらず、案の定宣言は延長されました。

 

日本の日取りの区切りにウイルスが合わせてくれるわけがありませんから当然と言えば当然です。

 

一旦は月末に設定された宣言延長ですが、そこでの終息というのも極めて困難でしょう。

 

こういった事態の長期化が予想される中で、経済とウイルス対策の共存が模索されるようになりました。

 

本日はこの共存という観点で日本の現状が最悪だという話をさせていただきます。

 

新型コロナはまだまだ終わらない

まず、多くの人がGW明けに終息するかもとか今月末には終息するかもといったような期待を抱いているかもしれないですが、極めて非現実的な楽観シナリオだと私は考えています。

 

ドクターへのヒアリング調査で5月末に終息すると回答した割合は1.2%だったようです。

 

『医師1,346名が考える「新型コロナウイルス感染症」国内での終息時期、3位8月~9月、2位10月~12月、1位は?』

医師1,346名が考える「新型コロナウイルス感染症」国内での終息時期、3位8月~9月、2位10月~12月、1位は?

 

しかしながら、5末収束と予測するドクターもあくまで「第一波」という言い方をしていることから「消えて無くなる」といった意味での収束に同意しているとは限らない状況です。

 

割合的には季節が変わりウイルスが弱くなる可能性を見越して夏場が最速ではないかというものや、年明けまで引っ張ると予想するものなど「まだまだ終わらない」感はかなりあるのです。

 

 

検査隔離の否定という科学の否定

そういった中で、求められるのはウイルスと共存しつつ経済を回していくということが必要でしょう。

 

私自身街を歩けば多くの飲食店やホテルなどがすでに閉店しているのを見かけます。

 

家賃など固定費が出ていくのに売り上げがゼロですからビジネスモデルの死を意味するといってもいいのですが、こういったサービス業の方に死刑宣告をしないためにもロックダウンや今のような中途半端な自粛というのは中長期の戦略としては望ましくありません。

 

 

そこで必要なのが出口戦略なのですが、この出口戦略が日本は最悪なのです。

 

何が最悪なのかというと、今政府は出口戦略を検討中とのことなのですが、検討するも何もこれまでの怠慢が原因で取れるパターンが限られているのです。

 

ブラジル方式や北朝鮮方式しかないのです。

 

ブラジル方式とは経済がやばいんで感染症対策何もうまくいてないけど病気に夜死者は仕方ないものとして放置するというものです。一方で北朝鮮方式は自分たちが「感染者0」と言い張っているように、何も調査しないことで「うまくいっている」と言い張ることを言います。

 

本来この2つのパターン以外に韓国や台湾などが取り組んでいる検査隔離体制の徹底が必要でした。

これは陽性の疑いがある人をそうでない人から隔離することでウイルスの再生産を可能な限り減らそうとするものです。

 

日本は当初から医者がPCR検査をするべきと医者が判断してもできない人が多いなど検査体制に問題があったのですが、検査体制の脆弱さ解消に向けた出口戦略がないので、新型コロナに関しての出口戦略もひどいものとなるのを余儀なくされるわけです。

運に身を任せる状態に追い込まれたのは安倍の責任

今、ブラジル方式や北朝鮮方式に我が国はすでに突入しています。GW明けで何か状況が好転したわけでもないのに人が外に非常に多く出ています。

 

ここで私は外に出ている人を叩きたいのではありません。

時間が来ればこうなることは目に見えていました。

 

問題は政府です。

こうなることを見越して、経済とウイルス対策の両立に向け検査体制の強化に勤しんでこなかったことです。

 

補正予算にもろくに予算が計上されておらず、山中教授や本庶教授などの提言は全て無視され続けています。

 

今の日本国民は運否天賦に全てを任せる神頼み国家と言えるでしょう。

 

科学を否定し運頼みになるとはどこまで退化していくのかと嘆息せざるを得ませんね。

 

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